ながのヒートショック対策キャンペーン -知って守ろう大切な人-

知っていますか?ヒートショック ながのヒートショック対策キャンペーン

長野県の冬においても、
温度の急激な変化が体に与える
「ヒートショック」 の発生率が高まります。
危険を回避するポイントをおさえ、
ヒートショックによる事故を未然に防ぎましょう。

ヒートショック 7つの対策ポイント

※対策ポイントはあくまでも一例です。対策方法の提案であり、
 
保証するものではございません。

ヒートショックはこうして起こる

入浴事故と
血圧の変動は
深く関係しています。

  1. 脱衣所

    寒い脱衣室で
    服を脱ぐと
    血管が収縮し
    血圧が上昇する

  2. 浴室

    寒い浴室に
    入り
    さらに血圧が
    上昇する

  3. お風呂

    お湯に浸かると
    血管が拡張し
    今度は急激に
    血圧が低下する

血圧が
高い
血圧が
低い

「不慮の溺死及び溺水」による年代別死亡者数(R1・長野県)

(出典)令和元年版 長野県衛生年報

「不慮の溺死及び溺水による死亡者数」と平均気温(R1・長野県)

(出典)死亡者数:令和元版 長野県衛生年報/平均気温:気象庁データから作成

冬場の入浴は注意しよう。

ヒートショックが原因となる死亡事故に限りませんが、
入浴に関する事故で亡くなった方は全国で
約19,000人 ※1 交通事故の4倍以上!
と推計されたこともあります。
また、高齢者(65歳以上)は血圧変化を起しやすく、
長野県においても不慮の溺死及び溺水による死亡者数が
211件 ※2
と、最も多くなっています。(交通事故は50件)
体温の調整機能も低下しがちなことから、
注意が必要です。
暖房設備の使用や、
お風呂の温度を適切に設定することで
「温度のバリアフリー化」を図り、
安心して日々の生活を送れるようにしましょう。

※1 消費者庁ニュースリリース「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意ください!」 平成29年(2017年)1月25日
※2 令和元年度版長野県衛生年報

ながのヒートショック対策キャンペーン

ヒートショックに関する正しい理解と
対策方法を社会に広め、一人でも多くの方にリスクを
回避いただけるように企業協働で推進する啓発活動です。
ながのヒートショック対策キャンペーンは、
その理念の基、県内メディア・自治体・企業等が一体となり
ヒートショック対策に関する情報を発信します。